〔論文〕
久保堅一:「ありがたの世」を嘆く男たち
―『源氏物語』蜻蛉巻の薫の位相―
山崎義光:「小品」の時代のなかの吉江孤雁(下)
松本和也:空間から読む太宰治「冬の花火」
オリオン クラウタウ:日本戦時期における仏教学とその思想史的意味
田島 優 :仏教語における音写語の文字論的・語彙論的研究序説
〔書評〕
志立正知: 佐倉由泰 著『軍記物語の機構』
菊地 仁 : 鈴木則郎 編『平家物語〈伝統〉の受容と再創造』
北条常久: 佐藤伸宏 著『詩の在りか―口語自由詩をめぐる問い』
森岡卓司: 寺澤浩樹 著『武者小路実篤の研究―美と宗教の様式』
遠藤好英: 青木生子・原田夏子・岩淵宏子 編『阿部次郎をめぐる手紙』
勝田耕起: 漆谷広樹 著『接尾辞「げ」と助動詞「そうだ」の通時的研究』
金子 弘 : 斎藤倫明・大木一夫 編『山田文法の現代的意義』
日本文芸研究会 研究発表会要旨
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