2010年5月27日木曜日

平成22年度第62回研究発表大会のお知らせ

日本文芸研究会平成22年度第62回研究発表大会のお知らせを次のとおり開催いたします。
多くの方々のご参加をお待ち申し上げます。
◆6月19日(土) 受付開始 13:00~
会場:福島大学M講義棟(2階)23教室(http://www.fukushima-u.ac.jp/

■シンポジウム  13:30~16:45
○「日本学の理論―文芸・言語・思想の観点から―」 
「翻訳」の文芸学―尾崎翠テクストの分析を起点に―
                                東北大学 仁平政人
自明性の探究―言葉を〝探り針〟として―
                                麗澤大学 野林靖彦
思想への数理的アプローチと日本思想史 
                             東京工業大学 畑中健二
                     司会       北海道大学 中村三春

●総会 16:50~17:50
  会場:福島大学M講義棟(2階)23教室
●懇親会 18:00~20:00
  会場:福島大学レストラングリーン(大学会館〈生協〉2階)

◆6月20日(日) 受付開始 9:45~
会場:福島大学M講義棟(2階)23教室           
○研究発表(午前の部) 10:10~12:10 
「自伝」という方法―嵯峨の屋おむろ『無味気』をめぐって―
                         東北大学大学院    黒澤佑司
若き新渡戸稲造の神道観   
             東北大学大学院    アントニウス R プジョ プルノモ
「~てもらえる」文の働きかけ性   
                          東北大学大学院    遅 皎潔

○研究発表(午後の部) 13:40~17:20 
丸山薫における戦争詩と視覚    
                  大分県立芸術文化短期大学    野坂昭雄
柳田國男と内村鑑三―「日本国の天職」をめぐって― 
                                        塩野雅代
田山花袋『一兵卒』の考察―『第二軍従征日記』を通して見る―
                         宮城学院女子大学    伊狩 弘
近世における貴族趣味
―西沢一風『今源氏空船』の「恋の絵あはせ」に着目して― 
                  大阪大学大学院    アダム ベドゥナルチク
『袖中抄』と『六百番歌合』           
                               文教大学    紙 宏行
▼昼食について
6月19日(土)・20日(日)ともに、弁当の手配はいたしません。これは、委員会に関しても同様です。なお19日の昼食時は、福島大学のキャンパス内の生協食堂が利用できますが、20日は、生協食堂の営業はありませんので、昼食の用意をしていない方は、金谷川駅前のコンビニエンスストア等をご利用下さい。(研究発表会場から歩いて五分ほどかかるところにあります)。
▼懇親会について
下記の予定で懇親会を開催いたします。ふるって御出席ください。出席を希望される方は、6月14日(月)までに事務局宛に文書(ファックスを含む)にてお申し込みください。
 日時 6月19日(土) 18:00~20:00
 会場 福島大学レストラングリーン(大学会館〈生協〉2階)
 会費 4,000円
▼委員会の開催について
平成21年度第2回委員会を、6月19日(土)12:15から、福島大学S講義棟24教室にて開催いたします。また、平成22年度第1回委員会を、6月20日(日)12:15から福島大学S講義棟24教室にて開催いたします。この委員会は、従来、総会・研究発表大会の約二週間後に開催しておりましたが、本年は、総会・研究発表大会の期間中に行うことといたします。
2009年05月25日(月)15時06分 この記事のURL 研究大会::プログラム

2010年5月2日日曜日

『文藝研究』169集、2010年3月刊行

〔論文〕
宇佐美眞:前田透のチモール
     ―わが「ベネチア客死」―
大木葉子:雑誌『乳樹(チチノキ)』とモダニズム
     ―児童文学史上におけるその可能性(上)―
松本和也:見えないものを見る
     ―平田オリザ・青年団『ソウル市民』試論―
中村安宏:文化・文政期の学問思想     
     ―寛政文教政策、および宣長学との関連に注目して―
矢島正浩:ソレデハの発生・発達史に見る文化・文政期
〔書評〕
若尾政希:佐藤弘夫著『死者のゆくえ』